恐怖!結婚指輪の怪
先日の話ですが、結婚指輪を紛失しました。
(カメデショーのちょい前)
こいつはやべえぞ〜ブルブル、と思い、いざ捜索開始。
まず家の中にはない気がしたのですが、一応ゴミ箱を軽く見たあと、ソファで寝ながら記憶をたどりました。
前日は母ちゃんと駅ビルでショッピングをしたはずだ、そのとき指輪ははめていた…。
私は不安を抱えつつ、駅ビルに問い合わせをしましたが、案の定指輪の忘れ物はありませんでした。
すごく悲しい悲しい気持ちになったのですが、自己嫌悪にいたる神経はだいぶ前に抜いてるんで、なんだかもう悲しんでても意味がないような気がしてきて。
いまもっとも生産的な方向はどれか?と考え、
正直に指輪を失くしたことを伝えたら、恐らく怒らずに、ただ悲しむであろう主人にはいっさい言わずに、オーダーメイドで似たようなの作ってしまおうと思いました!
思い立ってすぐにオーダーしに駅に行きました。
元のは18金ですが、自分のお金で秘密に作るので、ケチって14金で…いや、できれば10金!とか言って。
そしたらお店の人に、オーダーの場合は18金からじゃないとダメです〜と言われてしまいました。
自分の不注意による紛失なので、ケチるなんて言語道断という天の声なのでしょうか。
私は眉間をかきむしりながら、このクリスマスの近い、日本中で指輪が大量生産される時期に、見積もりをお願いしましたとさ。
で
その帰り道、駅ビルをうろうろしながら、とりあえず、指輪が完成するまでの期間の影武者ようの指輪が必要だろうと。
10金の指輪をサッと買って帰宅。
10金なんで、微妙に本物とは金色ぐあいが違ってるんですけど、まあバレないかもと。
身につけてるときはそこはかとなく右手で左手を隠したりして。
11/23のカメデショーでは何も知らない主人は売り子をしてくれまして、その隣で浮かない顔をしながら(心に影を宿しながら)私はカメ漫画を売っていました。
その後、6日間、その指輪は見事に影武者をやってくれていました。
そして7日後…
家から離れたコンビニに散歩がてら向かい、コーヒー飲みながら歩いていたら、
道ばたで結婚指輪本体を発見。
自宅からどんぐらい離れてるんだって話だったんですが…
たしかによく通る道ではあるんですけど、何百メートルも離れてるし…
道路だから、車には轢かれまくったのか、傷だらけで。
なんでたまたま足元を見下ろした、超!!近眼の私の目にとまったのか…
(床のホコリすらメガネがないと見えないのに)
謎が多すぎるんですけど、結局、全身ボロボロになりつつも、
指輪は、1週間の旅から帰ってきました。
非常に不思議です。
結婚指輪、日常的に身につけるかっていうと、そうでもないんですよね。
ちょっと遠出するときくらい。
コンビニに散歩くらいで身につけないはずなんだけど…
変だなあ。
まあ、帰ってきてよかったんですけど、ほんとに。
まだ見積もり段階だったから、オーダー指輪もキャンセルできましたし…。
結局、安堵と脱力と、やや浮かれた私はそのエピソードをべらべら話して、真実を知った主人に驚かれたと同時に首を絞められたんですが、
今回のことを通じて、ど〜も、モノには意思があるような気がしてならなかったです。
それが重要なモノならなおさら、この手のミラクルは起こりそう。
指輪をなくすという大事件によって、その後、これからは夫婦ケンカをへらそう、と思った出来事でした。
カラスの会議。
おわり。
えぇ~ カメDE showでの大島先生、そんな闇を抱えてらしたようには見えませんでしたよ(笑)
物には魂が宿るって言葉を思い出しました。波長が合ったからこそ出てきたのでしょうね。
結果オーライですがホント不思議です。
このお話、漫画にしていただきたいです(・∀・)
こんにちは〜、コメントありがとうございます。
カメデショーでは、白目になりそうなのを、努めて笑うようにしていたという…。
まさか結婚指輪をなくすという失態を自分が犯すと思ってなかったので、びっくりしました。
おそらく来年のカメデショーでネタにして漫画にしてると思います笑。